11/25、OKICA主催「CO2ゼロのゆたかな島づくり会議」第4回が県博の美術館講座室で行われました。今回が最終回です!
今回は、これまでのテーマであるエネルギー、建築、交通を全部つなぎ合わせた「まちづくり」。
琉球大学工学部の小野 尋子さんからの話題提供で、理想的なまちづくりがなされた都市の例としてシンガポールをご紹介いただき、また、まちづくりとは公共財の再配分である、という見方など、これまでにない視点を与えていただきました。
また今回は、 (株)さびら・石垣 綾音さんに再びご登場いただき、まちづくりの視点で解説サポートをしていただきました。
ディスカッションでは、これまでの議論を振り返りつつ、理想のまちとはどんなものか、それを実現するには?というテーマで、都市、都市近郊、郊外、離島というグループに分かれて、それぞれのまちづくりのアイデアを出し合ってマップ作りを行いました。
ゆたかな島づくり会議は今回が最終回、ご参加の皆様は慣れてきたとはいえ、今回が一番難しいという声も。それでも、みなさん集中してアイデアを考え話し合っていました。
ご参加の皆様には全体の感想レポートを書いていただくことになっており、会議で出されたアイデアと共に、事務局の方で全体の報告書に取りまとめ、理想のまちづくりマップと併せて、県内の全市町村に向けて公開する予定です。
取材に来ていただいた琉球新報さんでは、12月の終わりごろに紙面のSDGsコーナーで今回の会議の特集ページを予定しているとのことです。
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ご参加の皆様には、4ヶ月に渡り本当にありがとうございました。事務局の沖縄県地球温暖化防止活動推進センター(OKICA)の皆様もお疲れ様でした。良い機会を与えていただき感謝申し上げます。
こうした、市民の声を出し合う機会がもっともっと増えて、行政と本当の意味での市民協働の、脱炭素に向けた取り組みが進むことを心から願っています。
ZELOは、このあと報告書作りをがんばります!
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